アクセシビリティ機能が、誰もが楽しめるゲームを実現
すべての人を歓迎するビジュアル、サウンド、操作、ゲームプレイへ。
2024年11月21日
なりたいヒーローになれ。
この哲学は 「ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者」のDNAに刻まれています。この大作ファンタジーRPGの、クリエイティブなビジョンの柱です。BioWareのチームが世界中のプレイヤーの障壁を取り除くため、あらゆる一歩を踏み出すことを可能にしました。
このアクセシビリティの実装は、この大作の開発の基礎として存在します。その結果、世界中のプレイヤーやファンベースに合わせた、自由に調整できるアクセス可能な冒険が誕生しました。
ディレクター Corinne Busche:「ドラゴンエイジにはキャラクターへの愛が主だったり、伝承を好んでいたり、ストーリーがどう展開するのか見たいだけというプレイヤーがいます。しかし探索を楽しみにする人も、ビルドの構築が好きな人も、戦闘が得意で挑戦したがる人もいます。私たちの側からすると、これは全員に合うドラゴンエイジを作った証なのです」
その結果はどうでしょう? ビジュアル、オーディオ、操作、ゲームプレイを調整するオプションを組み込んだ最高のアクセシビリティ機能により、異なる障がいや能力、背景を持つ、できる限り多くの人々が遊べるゲームができあがりました。
「個人的には、できるだけ多くの人々が互いにセダスでの冒険を分かち合えるほど、大きな意味を持つことはありません。ですからできるだけ多くの人を招き入れ、体験を楽しんでもらえるようにしています」
誰もが楽しめる壮大なゲームとするため
初回起動時はUIのテキストサイズ、字幕、コントローラー、さまざまなディスプレイオプションの設定が提供されます。新しいゲームを開始する際、プレイヤーは難易度のカスタマイズシステムを使って、チャレンジのレベルを選択できます。モジュール式の戦闘プリセットをリストから選択することで、敵の攻撃性、耐性、戦闘のタイミングなど、詳細な要素を個別に調整できます。
プロデューサー Jennifer Cheverie Cott:「チーム自体がアクセシビリティを支持していたのは、本当に素晴らしいことです。初日からたくさんのチームが協力し、新しいツール、技術やテクニックを共有して、願いや夢を伝えてくれました」
このさまざまなアイディアが、BioWareがゲーム内で実現したアクセシビリティ機能をまとめる基本となりました。そして、その成果はゲームが始まるとすぐ明らかになります。
内容を以下で説明いたします。詳細はこちらをご覧ください。
ビジュアルとサウンド
視覚的なアクセシビリティ機能には、近接攻撃を警告するためにプレイヤーキャラクターの頭部に後光が差す「近接攻撃脅威インジケーター」などのオプションがあります。また、遠距離攻撃脅威インジケーターでは、遠距離攻撃が向かってくる方向を示す視覚的なラインが表示されます。
戦闘中と探索中にはビジュアルキューが表示されるため、ゲーム進行に必要不可欠な情報が音だけで伝えられることはありません。同様に、探索プリセットでは、道案内のためのマークや、インタラクト可能なオブジェクトがハイライトされる距離など、画面上のガイダンスを変更できます。
モーションブラーもオン/オフ切り替えることができます。カメラシェイクは0(オフ)~100(最大)の間で設定可能です。シネマティックには適用されません。被写界深度は、シネマティックのみオン、ゲームプレイのみオン、両方オン、オフに設定できます。オンに設定すると、シーンの一部の要素にはピントが合い、他の要素にはピントが合わない状態になります。
ビネットはオン/オフ切り替えることができます。オンに設定すると、カットシーンやゲームプレイ中に画面の端に向かって画像を微妙に暗くし、シーンの雰囲気が高まります。 HP低下時の画面効果はオン/オフ切り替えられます。オンに設定すると、ゲームプレイ中に画面全体にぼやけた彩度の低いエフェクトがかかり、HPの低下が強調されます。
サウンドに関しても、アクセシビリティSFXが利用可能で、音量スライダーがあります。また、オーディオキューにより、ビジュアルシステムに関する追加のフィードバックも提供されます。これには、攻撃インジケーター、ターゲットロックオン、会話ホイールが含まれます。
グリントピンの効果音はオブジェクトの前で方向キーの上を押すことで、空間SFXとして再生されます。選択した探索プリセットに応じて、これを機能させるために「オブジェクトグリントの視認性」と「オブジェクトマーカーの表示設定」をパルス(短)の調整が必要な場合があります。
操作方法、ゲームプレイ、冒険
本作にはあえてクイックタイムイベントを導入していません。近接戦闘中に特定の攻撃コンボを使用する場合は、高速入力シーケンスが必要です。アルティメットアビリティやアビリティのショートカットメニューでは、同時入力を行うことができます。
つまり、素早く正確なタイミングで入力できなくても進行できるのです。あくまでもオプションとして使用する、戦闘を早めるフィニッシャーを行うには、より素早い反応が必要になる場合があります。
戦闘プリセットでは、戦闘アシストが利用でき、戦闘中の入力をさらに簡素化することができます。 これには、エイムアシスト、エイムスナップ、戦闘タイミングなどが含まれます。
難易度を選択した後でも、さらに調整したい場合は、設定メニューの戦闘オプションから変更を行えます。例えば、受け流しのタイミングやエイムアシストの強さ、敵の攻撃性などを調整できます。
探索オプションで、プレイヤーはアシストなし、パルスのみ、標準、指示あり、カスタムからプリセットを選択できます。
オブジェクトの発光表示はオフ、パルス(短い)、パルス(長い)に設定でき、操作可能なオブジェクトの発光の視認性を常に変更できます。オブジェクトの発光距離は近い、標準、遠いに設定でき、操作可能なオブジェクトが発光する距離を変更できます。目標マーカーの表示はオフ、パルス(短い)、パルス(長い)に設定でき、目標マーカーの視認性は常に変更できます。
経由地点の表示は常にオン/オフに設定でき、クエスト目標へ誘導するナビゲーション経由地点の表示を切り替えられます。
こうした機能(詳細はここで確認できます)は、プレイヤーに完全にカスタマイズ可能な体験を提供し、どのようなプレイヤーも楽しめることを目的としています。
CorinneとJenniferにとって、途中で予期せぬハードルがあったとしても、これは挑戦すべきことでした。
Jennifer:「実際に障がいや能力、背景が異なるプレイヤーが存在します。この体験に参加する機会を提供することは、チームとして非常に重要です。たとえチャレンジがあってもそれは乗り越えるべきハードルでした」
「個人的には、できるだけ多くの人々が互いにセダスでの冒険を分かち合えるほど、大きな意味を持つことはありません。ですからできるだけ多くの人を招き入れ、体験を楽しんでもらえるようにしています」
「これは皆さんそれぞれの体験です。ゲームをプレイするだけでなく、自己を実現し、理想的な自分や、世界に存在させたい人を、自ら作り上げてほしいと考えています」
EA CREATES
期間限定シリーズEA CREATESの第3章では、 リアルなキャラクターや 没入感に溢れた世界、忘れられない体験を作り出す、芸術の世界を掘り下げます。EAのミッションは、世界中の数百万人のプレイヤーを楽しませるだけではありません。プレイヤーのストーリーを反映し、ゲームを通じて生活を豊かにすることが求められます。
この精神の下、皆さんを 「ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者」の世界に温かくお招きします。ここではあらゆる選択があなたの旅を形作り、すべてのヒーローはあなただけのものです。
プレイする準備はいいですか?「ドラゴンエイジ: ヴェイルの守護者」は好評発売中です。